ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

ボヘミアン・ラプソディ

今週のお題「アイドルをつづる」

中学の時、イギリスの無名バンドが日本でブレイクした。
友達はほぼマニアックなファンで、フレディとロジャー、時々ギタリストの話ばかり。
じゃあ、一回、超絶技巧のギターと、
数オクターブの声を聞かせてやろうということで、
カセットテープカシャリ!ミュージックスタート!

♪♪♪


「え?」
「何?」
「これがフレディの歌声だよ」
♪♪♪


「分からない」
「なにー!?」

何と、わたしはフレディ・マーキュリーの声を認識できなかったのでした。
「何故?」

その時はわかりませんでした。
その後、何度かクイーンの楽曲を聴き、もちろんフレディの声を認識出来るようになりました。
しかし、初めて聞いた時、認識できなかったのは、どうしてなんでしょう。

(妄想的推理)
多分「初めて聞いたタイプの声だった」からかな?と今では思っています。
頭の中で人の声を女の声、男の声と、分けて認識していて、

フレディはそのどちらでもなかった。

中性的なセクシャリティで、声も男でも女でもなかった。

音声に詳しい方がいたら、聞いてみたいものです。
 
カウンターテナーも知らない田舎の子どもが、初めて聴いた、オペラ。
だったんでしょうね。

 

 

 

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