運慶展行って来ました
展示会場の《金沢文庫》
武士が作った最古の図書館。
残忍なイメージのある武家一族から、突然変異で文学青年が現れ、北条氏は滅亡しても、この金沢文庫は現代まで残り、
訪れる人に叡智の一端を授けている。
そう思うと感慨深いですね。
ところで数年前、渋谷の松濤美術館でこのような展示がありました。
この展示は大変興味深いものであり、展示品の中には、
貸し出された金沢文庫の収蔵品もありました。
そこで、
「同じ展示をやってほしい」と金沢文庫の意見箱に投書したのでした。
美術、文学、歴史。これらは切っても切れない関連性があると思ったのです。
それが叶ったのかどうか?わかりませんが、
今回の『運慶展』は、横須賀美術館との巡回展だったそうで。見逃してしまって、悔しい反面、
何だか嬉しく思いました。
ついでにいつもの場所も散策。
しばらく行かないうちに、すっかり秋が深まっていました。