ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

カレンダー事件


シュートメが我が家にやって来た。
二月最後の日、28日のことだ。



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話題はねこじさんが今度はいつ帰って来るかということ。
『そーさね、あいつが帰って来たら、車を出さして、あれもさせたや、これもさせたや』
わたしの運転では心もとないので、
むすこが出張から戻ってきたら、運転手として使い倒したいのだ。

「えーと、三月の……」

二月のカレンダーをめくっていたシュートメ。

ビッビッ、ビリビリビリ====

「あっ、ああ~~~~~!」

アレヨアレヨという間に、うちのカレンダーを破り捨ててしまった。

「お婆ちゃん、まだ2月だよ!」

ミイシャが呆れて叫んだ。

ビックリしている我々をよそに、
もう月が変わるのにカレンダーをめくらない人のために、
してあげたと
むしろサッパリとした表情で話を続ける。


待つことが大ッキライなシュートメ@男前でした。笑




カレンダーって、夜12時を過ぎてから破るものだとばかり……。