わが家の事件簿 解決編
ミイシャとねこじさんが喧嘩してから、
二人と口を聞いていなかったわたしですが、
ミイシャには「パパに謝れ」
ねこじさんには「ミイシャに謝って」
と訴えていました。
しかし敵も去るもの
「自分は悪く無い」
の一点張りで、仲直りのなの字もありません。
そんなある日、
家の前の街路樹から
カラスのギャーギャーいう鳴き声が聞こえてきました。
朝からずっとうるさく鳴いています。
ミイシャ「どうやら木の中にいる子ガラスに、
近くに止まっている親ガラスが鳴いて、巣立ちを促しているようだ」
って、
お婆ちゃん(自称猫のプロ飼い主のシュートメ)
が、言ってたよ。
確かにそう言うふうに見えます。
ミ「な〜んか、親よりでっかくなっちゃったのに、
まだ巣に居座っているんだよね〜」
「親よりでっかく…、なるほど
自分じゃね?!」
言ったミイシャも目をパチクリさせ、笑い出しました。
二人で大笑いしました。
その後ミイシャが折れ、
お風呂の順番をねこじさんに聞くようになり、
この件は落着と相成りました。
カラスを見て己を知るとはね〜。はー。