ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

わが家の事件簿 解決編

お題「ささやかな幸せ」

 

 

 

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trasroid

 

 

ミイシャとねこじさんが喧嘩してから、
二人と口を聞いていなかったわたしですが、

ミイシャには「パパに謝れ」

ねこじさんには「ミイシャに謝って」

と訴えていました。

しかし敵も去るもの
「自分は悪く無い」
の一点張りで、仲直りのなの字もありません。


そんなある日、

家の前の街路樹から
カラスのギャーギャーいう鳴き声が聞こえてきました。
朝からずっとうるさく鳴いています。

ミイシャ「どうやら木の中にいる子ガラスに、

近くに止まっている親ガラスが鳴いて、巣立ちを促しているようだ」

って、
お婆ちゃん(自称猫のプロ飼い主のシュートメ)
が、言ってたよ。

確かにそう言うふうに見えます。

ミ「な〜んか、親よりでっかくなっちゃったのに、

まだ巣に居座っているんだよね〜」

「親よりでっかく…、なるほど
自分じゃね?!」

言ったミイシャも目をパチクリさせ、笑い出しました。

二人で大笑いしました。


その後ミイシャが折れ、
お風呂の順番をねこじさんに聞くようになり、
この件は落着と相成りました。

 

カラスを見て己を知るとはね〜。はー。