ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

桜と雨

二の足を踏んでいた春

ようやくここに来て追いついて来た。

生温かい雨と風を伴い、花びらを自在に散らす。

しかし桜はまだ咲ききってはおらず、

いくらでも散らすがいいと嘯(うそぶ)いた。






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tosa   muu





土曜日は出掛けたついでに花見をしました。

生憎の雨で車の中からでしたが、花見客も少なく、

いつになくゆっくりと景色を味わうことができました。


桜を見ると自分の中の静謐な心根を思い出します。

毎年繰り返されるのに、忘れてしまっているんでしょうね。









(写真は2017年4月8日の桜)