ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

宮沢賢治『風の又三郎』


ドゥ、と空が鳴った日に、




風の少年がやってきた。




赤毛に大きな目の山の神




自在に風を操り





小さな教室を騒がせた。








転校生という不思議。

子供が体験する異文化。

『異邦人』との邂逅を、

先生という優しい眼差しを通して、生き生きと描く。









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photo matthew.wetherholt