ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

2014-12-22から1日間の記事一覧

宮沢賢治『風の又三郎』

ドゥ、と空が鳴った日に、風の少年がやってきた。赤毛に大きな目の山の神自在に風を操り小さな教室を騒がせた。転校生という不思議。子供が体験する異文化。『異邦人』との邂逅を、先生という優しい眼差しを通して、生き生きと描く。 photo matthew.wetherho…