ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

にゃんポコ日記 5

犬派な私を骨抜きにした(と勝手に思いこんでいる)にゃんポコ。

私のことが気に入ったらしい。

そんなに見たいなら、面倒見させてあげるという態度。

しかし、貴族のお姫様だと自分を勘違いしている彼女にも天敵がいる。

それが今帰ってきたこの人

「おやっ?どこの小動物かな?」

拾い主であり、元の飼い主であるところのねこじさんである。

 

:にゃんちゃん、ちょっと用事を思い出したから…

そそくさと隣の部屋に行こうとするにゃんポコ。

ねこじ、カード会社の請求書から目を離さず、慣れた手つきでニャンポコを捕らえる。

「つかまえた~」(嬉嬉

ニギャアアア~~~:きらい~

「ねこじさん、いやがってるみたいよ」私。

「そうか~こうされたいのか~」

ニャンポコを押さえつけ、こねくり始めるねこじ。

ギャアアア~~~いやがるニャンポコ

しつこくこねくりまわすねこじ。

(注:虐待ではありません。かわいくってしょうがなくて、理性をなくして

なでまわすようです。)

「あいたーっ!」

ニャンポコ、爪&牙で逆襲。

ブルブルッと体の汚れを落とし、ふんっ!と言う感じで玄関へと向かう。

しかし、薄情なお母さん(姑)はまだ帰ってこない。

こうしてニャンポコの多難な夜は暮れていくのでした。

 

 

 

 

今週のお題「残暑を猫と乗り切る」