ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

にゃんポコ日記 4

「にゃんちゃん、お母さん遅いね」

ニャァ~:平気

「置いてかれてやだよね~」

ニャァ:でもお母さんはワタシにぞっこんだから。

「そうかな~?お母さんはお出掛けのほうが、にゃんちゃんより大事みたいよ~」

聞こえないふり

「あれっ!?」

私の膝にいきなり跳び乗る。

ま~るくなって寝る体勢に入る。

「重っ!」

(7kg。けっこう重いし熱い。うわっ、本気で寝るつもりだ)

これはもしかして…

「夜伽ってやつですか~???!!!」

私を家来と認識し、夜伽の栄誉を授けるぞよ。って態度ですか~??!!

(再)「お公家さんか~~~~~っ!!!!?????」



こうして栄誉を授けられた拷問状態の私と、

貴族のお姫様だと自分のことを勘違いしている、母の飼い猫にゃんポコ(♀)との

けだるい午後は過ぎていくのでした。

 

 

 

 

 

今週のお題「残暑を猫と乗り切る」