ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

雨水

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ぽかぽかと暖かに障子に光が当たってゐる。
ぐっすり寝込んで湯に入って新潟に手紙を書いたり
明日上京するい云ふ橋下(中学の同窓生)に電報を打ったり
山の上の天野屋の土蔵が白く 干鰈(かれい)の味もよく
一寸うららかな気になる