全くなつかないオクラちゃんを、我が家に払い下げたはいいが、
相変わらずの猫欠状態の姑。
そんな折、近所で子猫が生まれた。
その中の一匹が、どうしたワケだか我が家の庭によたよたとやって来た。
姑がエサをばらまき、それを食べに足しげく来るようになったのだ。
自然、野良ならそうなるワケだが、
兄弟も多く、ママの愛情も注意も分散されがち。
早い話、エサが欲しいのだ。
しかし、姑が一目惚れするだけのことはある。
なかなか可愛い容貌をしていて、何だか毛色が誰かに似ている。
いや、とっても似ている。
ニャンポコそっくりだ。
こうして、姑の、子猫捕獲作戦が始まった。