ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

悪魔憑きと呼ばれた少年 ヘルマン・ヘッセ

今週のお題「わたしの自由研究」

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プロファイル

 

 

貧乏宣教師の家に、次男坊として生を受ける。

 

北方バルト移民の血筋。

 

混沌を持って生まれたような、統合性のない性質。

 

頭が良く、難関校に受かるには受かるのだが、長続きしたためしがない。

 

神学校から逃げ出し、両親の依頼で『悪魔払い』の儀式を受ける。

 

仕事も、就いてはすぐに辞めそれをくり返す。

 

精神を病む。自殺未遂。分裂気味の心。

 

 

 

出会い

 

 

1962年にヘッセが亡くなり、惜しまれ再評価された時代にわたしは生まれた。

 

初めて書店に足を運び、自分の財布で買った本が、ヘルマン・ヘッセであった。

 

当時、書店に行き、書棚に手を伸ばせば、当たり前のようにヘッセの小説が

 

ひと島を作っていた。

 

そして、本なんて読んだこともない、田舎の中学生が、無作為に選んだ本が

 

デミアン』だった。

 

 

 

デミアン

 

 

あらすじ

 

デモンとエンジェルをその名に持つ、不思議な少年デミアン』と

主人公との出会いを描く。

 

主題

 

“うちなる神と悪魔の戦い”

 

 

 

(わたしの読書感想文は、小学生の時からたった一行で終わってしまうので、

いつも先生に憎まれた。笑)