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言葉を味わう 文学の楽しみ

単騎千里を走る

関公(関羽雲長)は、歴史上、物語中で、最も好きな登場人物


三国時代三国志物語。真偽合わせた、数多くのエピソードの中でも、
『単騎千里を走る』
は、感動的、胸のすく大好きな逸話だ。








暴君と恐れられていた魏の宰相、曹操は、

敵の小国、蜀の武人『関羽雲長』を捕らえる。

人物を見極めるに長けた曹操は、

武勇の誉れ高く、忠義心に篤い関羽に惚れ込み、自ら召し抱えようとする。



しかし、関羽は主君(劉備玄徳)への忠誠心を貫き、これを拒否。

曹操は、(他の者なら切り捨ててしまうところを)

『その心根あっぱれ』と、逆に感服し、関羽を放免にする。

愛馬に跨り故郷へと疾走する関羽



曹操は『関羽止めるべからず』と、五つの関所に使者を送るが、

関羽の愛馬は、当代一の駿馬『赤兎』。

曹操の使者が間に合わない。

関羽は、五つの関所で大太刀周り、単身、敵を打ち負かし、

ついに、蜀の国、主君の元へと、帰り着いたのだった。















臣道の巻 恋の曹操


孔明の巻 でご覧いただけます。












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