ookumanekoのブログ

言葉を味わう 文学の楽しみ

極太まゆ毛

古い写真が出てきた。

ハムスターを膝に抱いて、くすぐったそうに笑っている小学生の娘。

子どもが小さな動物園が好きでよく行った。

ウサギやハムスターなど、好きなだけ抱かせてくれる。

兄弟がいないので、小さい動物が愛おしいのだ。

「この時のこと覚えてる?」

「うん、そこに行ったことは覚えてる。」

と。ムスメ。

「じゃあ、おんなじ人なんだ‥。」

「この時は、極太のまゆ毛があるから、」

「てっきり、入れ替わったかと‥。」