にゃんポコ日記1
「猫が好きなんでしょ」
嫁に来て間もない頃、姑から投げつけられた、最も当惑した言葉。
「嫌いです。犬が好きです。犬派です」
(本音しか言わない気まじめで融通の利かない私ー犬派のゆえん)
「オホホホホ!○●さんたら、やっぱり猫が好きなのね~」
(融通の利きすぎる義母ーもちろん猫、もとい猫派)
「いえ、子供の時、子猫に引っかかれてから猫はちょっと…あれーっ、おかあさん?」
「じゃ、うちのお姫様よろしくね~オホホホ」
(遊びにいく母)
スタッ…。
(我が家に置いていかれた母の飼い猫の足音)
「ニャンちゃん来ちゃったの?」
(困った顔の私)
犬派な私とモノホンの猫、にゃんポコ(♀)の運命やいかに?!(おおげさ)